お注射後の死亡例は1,710件、しかし全て因果関係なし？

日本でお注射が始まった2021年2月17日から2022年4月17日までにお注射接種後の死亡として報告された事例は1,690件。
(ファイザー社製1,549件、モデルナ社製140件、アストラゼネカ社製1件)

それ以降、4月29日までに20件(ファイザー社製14件、モデルナ社製6件)の追加報告があり、4月29日現在の累計死亡者数は、1,710件。(ブログ記事)

今までに因果関係が否定できない件数はゼロ　東京新聞webより
接種後の死亡報告は1200件超なのに…コロナワクチンが死因、なぜゼロ？の記事にあるように、αに分類される「因果関係を否定できない」という事例は何故かゼロ。この記事自体は昨年10月のものですが、現在でも事例はゼロのまま。厚生労働省は、お注射との因果関係については一切認めない姿勢を貫いています。

コロナワクチン 副反応データベース検索という個人が作った検索サイトには1,317件の死亡例(ファイザー：1,197件、モデルナ：120件)が掲載されています。(元データは厚生労働省発表のもの)

死因の欄には前回のブログ記事で紹介したファイザー社の副反応1,291例に該当する死因が記入されています。さらに、因果関係の欄に「関連あり」と報告された事例が全体の1割ほども有ります。

殆どのケースで、お注射を打つ医者、かかりつけの医者、お注射後に容態が急変して治療に当たる医者が同じということは無いでしょうから、お注射による副反応だと自信を持って診断すること自体、かなり難しいものと思われます。

しかし、それでも「関連あり」と報告したということは、それなりの根拠があってのものだと思うのですが、それをも厚生労働省が無視している実態が浮き彫りにされています。

実際に治療に当たった医者が「関連あり」と判断した事例を「関連なし」と何故判断したのか、厚生労働省はキチンと説明する必要が有るのではないかと思います。

「現時点においては、個々の死亡事例について新型コロナワクチンとの因果関係があると結論づけることのできた事例は認められない。」と厚生労働省は発表していますが、「認められない」が「確認することが出来ない」ではなく、「認める訳には絶対に行かない」という意味になっているのではないでしょうか。

そもそも「因果関係を否定できない」という括りで分類しているのですから「因果関係が全くない」という事例以外はαに分類すべきだと思いますが。

お注射接種後の死亡事例1,710件については、実際はその何倍も多いものと思われます。次回記事にてその根拠を「人口動態調査」の結果から推測してみたいと思います。


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