2022年05月28日
2021年の超過死亡数は過去最大の67,745人、原因は?
新型コロナウイルスへの感染対策(マスク・手洗い・うがい・三密回避等)が徹底されたこともあり、2020年の死亡者数は2009年以来11年ぶりに前年の死者数を下回るという結果となりました。(約8,000人の減少)
これは、コロナで40万人以上の死者が出るとか、インフルエンザとのダブルパンチで未曾有の死者数に上るなどの事前予測(官製デマ?)とは大きく乖離した結果となりました。(これを予測した8割おじさんはどこへ行った?)
では2021年はどうだったのかと言うと、人口動態調査での人口動態統計月報(概数)12月分がまだ発表されていない(6月上旬発表)ので、死因別死亡者数など細かな情報を得ることが出来ませんが、人口動態統計速報で発表されている全体死亡者数については、大きな変化をハッキリ見ることが出来ます。


1月 2021年:140,844人 2020年:132,622人 + 8,222人
2月 2021年:118,984人 2020年:117,010人 + 1,974人
3月 2021年:123,579人 2020年:119,161人 + 4,418人
4月 2021年:118,169人 2020年:113,362人 + 4,807人
5月 2021年:118,634人 2020年:108,380人 + 10,254人
6月 2021年:108,734人 2020年:100,423人 + 8,311人
7月 2021年:112,222人 2020年:104,849人 + 7,373人
8月 2021年:117,804人 2020年:111,591人 + 6,213人
9月 2021年:115,706人 2020年:107,468人 + 8,238人
10月 2021年:120,781人 2020年:118,038人 + 2,743人
11月 2021年:122,806人 2020年:118,455人 + 4,351人
12月 2021年:134,026人 2020年:133,185人 + 841人
合 計 2021年:1,452,289人 2020年:1,383,544人 + 67,745人
2020年及び2021年における各月ごとの死亡者数の推移
2021年の毎月の死亡者数は全ての月で2020年を上回り、合計で前年よりも67,745人も増加するという結果となりました。
この67,745人という数字は、統計を取り出した1947年以降で最大の数字であり、過去75年の歴史の中で5万人を超えたのが3回(2005年:55,194人、2010年:55,149人、2011年:56,054人)、4万人を越えたのも同じく3回(1988年:41,842人、1995年:46,206人、1999年:45,547人)との過去データから比べても、「異常値」であることが分かるかと思います。
これだけ死者が増加した原因は一体何なのでしょうか。2010年から2019年における死亡者増減総数は+239,228人。年間平均に均すと約24,000人。
2021年の死亡者増分のベースを10年間平均である+24,000人とし、それに2020年の減少分32,000人(24,000人+8,000人)と2021年での新型コロナによる死者数約15,000人を足して、そこから2020年での新型コロナによる死者数約3,500人を引くと、丁度ピッタリ同じ数字となります。
これは、2021年の増加数が異常値なのではなくて、2020年の減少数こそが異常値であり、2020年が他の年と同じ程度に死亡者数が増加(+24,000人)して、それに新型コロナによる死亡者数(+3,500人)を加算した+27,500人だったのであれば、2021年の死亡者増加数は39,000人(24,000+15,000)とそれほど目立った数字にならない、という考えです。
ところが、各月におけるバラつきを見てみると、この年から始まった、ある国民的行事とリンクしているように見えてきます。国民的行事とはズバリ、お注射。
お注射が始まったのは2月17日。最初は医療従事者からでした。従って2月のデータに大きな増加は見られず、3月・4月になると2月よりも増加する傾向は見られますが、お注射対象者が狭かったこともあってそれほど大きな増加は見られません。
一般人(65歳以上)へのお注射が始まったのが4月末頃。すると、5月に1万人を超える大幅な増加となり、65歳以下へのお注射が7月上旬頃から始まったことも加わり、6月以降も高い水準を維持して推移しました。
お注射が一段落した10月以降、11月に少し増加が見られるものの、増加数が落ち着いて年末を迎えました。
そうしてこのデータをボンヤリと眺めていると、1月を除いて見事にお注射とリンクしているように見えてしまいます。
2020年が異常値だったのか2021年が異常値なのか、お注射の影響は有ったのか無かったのか、その判断は各自にお任せしますが、この異常値が2022年にさらに大きくなっているという事実を次回記事で紹介したいと思います。
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松屋電気商会(マツヤデンキ)
〒418-0066 富士宮市大宮町16-15
TEL:0544-26-3693 FAX:0544-26-4163
営業時間:AM9:00 ~ PM7:00 定休日:水曜日
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詳しい内容については、こちら
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当店の百周年記念事業が、Panasonicのホームページにて紹介されました
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では2021年はどうだったのかと言うと、人口動態調査での人口動態統計月報(概数)12月分がまだ発表されていない(6月上旬発表)ので、死因別死亡者数など細かな情報を得ることが出来ませんが、人口動態統計速報で発表されている全体死亡者数については、大きな変化をハッキリ見ることが出来ます。


2月 2021年:118,984人 2020年:117,010人 + 1,974人
3月 2021年:123,579人 2020年:119,161人 + 4,418人
4月 2021年:118,169人 2020年:113,362人 + 4,807人
5月 2021年:118,634人 2020年:108,380人 + 10,254人
6月 2021年:108,734人 2020年:100,423人 + 8,311人
7月 2021年:112,222人 2020年:104,849人 + 7,373人
8月 2021年:117,804人 2020年:111,591人 + 6,213人
9月 2021年:115,706人 2020年:107,468人 + 8,238人
10月 2021年:120,781人 2020年:118,038人 + 2,743人
11月 2021年:122,806人 2020年:118,455人 + 4,351人
12月 2021年:134,026人 2020年:133,185人 + 841人
合 計 2021年:1,452,289人 2020年:1,383,544人 + 67,745人
2021年の毎月の死亡者数は全ての月で2020年を上回り、合計で前年よりも67,745人も増加するという結果となりました。
この67,745人という数字は、統計を取り出した1947年以降で最大の数字であり、過去75年の歴史の中で5万人を超えたのが3回(2005年:55,194人、2010年:55,149人、2011年:56,054人)、4万人を越えたのも同じく3回(1988年:41,842人、1995年:46,206人、1999年:45,547人)との過去データから比べても、「異常値」であることが分かるかと思います。
これだけ死者が増加した原因は一体何なのでしょうか。2010年から2019年における死亡者増減総数は+239,228人。年間平均に均すと約24,000人。
2021年の死亡者増分のベースを10年間平均である+24,000人とし、それに2020年の減少分32,000人(24,000人+8,000人)と2021年での新型コロナによる死者数約15,000人を足して、そこから2020年での新型コロナによる死者数約3,500人を引くと、丁度ピッタリ同じ数字となります。
これは、2021年の増加数が異常値なのではなくて、2020年の減少数こそが異常値であり、2020年が他の年と同じ程度に死亡者数が増加(+24,000人)して、それに新型コロナによる死亡者数(+3,500人)を加算した+27,500人だったのであれば、2021年の死亡者増加数は39,000人(24,000+15,000)とそれほど目立った数字にならない、という考えです。
ところが、各月におけるバラつきを見てみると、この年から始まった、ある国民的行事とリンクしているように見えてきます。国民的行事とはズバリ、お注射。
お注射が始まったのは2月17日。最初は医療従事者からでした。従って2月のデータに大きな増加は見られず、3月・4月になると2月よりも増加する傾向は見られますが、お注射対象者が狭かったこともあってそれほど大きな増加は見られません。
一般人(65歳以上)へのお注射が始まったのが4月末頃。すると、5月に1万人を超える大幅な増加となり、65歳以下へのお注射が7月上旬頃から始まったことも加わり、6月以降も高い水準を維持して推移しました。
お注射が一段落した10月以降、11月に少し増加が見られるものの、増加数が落ち着いて年末を迎えました。
そうしてこのデータをボンヤリと眺めていると、1月を除いて見事にお注射とリンクしているように見えてしまいます。
2020年が異常値だったのか2021年が異常値なのか、お注射の影響は有ったのか無かったのか、その判断は各自にお任せしますが、この異常値が2022年にさらに大きくなっているという事実を次回記事で紹介したいと思います。
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TEL:0544-26-3693 FAX:0544-26-4163
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Posted by ゆで落花生 at 01:10│Comments(0)
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