なでしこJAPANの凋落 ⑤オリンピックもリーダー不在

ゆで落花生

2021年08月10日 18:56

東京オリンピック女子サッカーなでしこJAPANが、ベスト8で敗退したことについての考察、第5回目です。

第5回目にして、ようやく、東京オリンピックに辿り着きました。選ばれたメンバーは、2019年ワールドカップベスト16のメンバーが主体でした。

比較をしてみると、当時30歳を超えていた阪口世代(鮫島・宇津木)は全員が選外、30歳を迎える熊谷世代は、中島・菅澤・池田と、全く変わらず。主力となるべき岩渕世代は、山下とワールドカップでは選外だった田中(1994年)の3名、三宅・横山は選外。

長谷川世代は、籾木・清水(1996年)、長谷川・三浦・杉田(1997年)、南・宮川(1998年)、宝田(1999年)、遠藤(2000年)というワールドカップ経験者9名と、2021年になってから初招集された塩越(1997年)、北村(1999年)の2名、選外は平尾(1996年)、市瀬・小林(1997年)、植木(1999年)の4名。

1999年ワールドカップから、ベテラン3名がゴソッと抜けたメンバー構成となりましたが、直前まで代表に合流していた鮫島が選外となったのは、意外でした。キャプテンは熊谷ですが、澤のようにプレーで他の選手を引っ張るようなタイプではないため、熊谷の負担を減らすためにも鮫島を入れて二人で後ろ側からガッチリとチームを支えるとともに、少し前めのポジションでプレーでチームを引っ張っていける、阪口のような選手が欲しかったところです。(現在の阪口の状態が代表レベルかどうかは分かりませんが・・・)

チームリーダーとして岩渕の名前が良く挙がりますが、プレーの質も高くて闘志もあるものの、カナダ戦でPKを田中美南に譲ったように、勝敗の責任は全て自分が負うという、澤のような責任感は残念ながら持っていません。

責任感のある「お姉さんタイプ」では無く、自由に伸び伸びとやらせると力を発揮する「妹タイプ」ですね。

そんなチームリーダー不在は対戦成績にも表れています。東京オリンピック終了時点での高倉監督の全対戦成績は、65試合戦って34勝10分21敗。

相手に先制点を取られた場合の対戦成績は、0勝3分20敗。不利な状況からチームリーダーがプレーで廻りを鼓舞し、逆転勝ちに結び付けられるというチームでは無かったということがデータからも良く分かります。


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