2021年06月07日
既設換気扇を天井裏に潜って撤去した換気扇更新工事
企業様の本社2階食堂にある換気扇を更新する案件です。竣工時から稼働の換気扇が、ガラガラと大きな異音を立てるようになったことでの更新です。

天井軽量鉄骨下地→換気扇取付→ボード張りの、今とは違う手順
早速、現地確認を行なったところ、四周に開口下地を廻した開口に、後から換気扇を下から取り付けるという今の手順では無く、天井下地を軽量鉄骨で組み、そこに換気扇を固定した後に換気扇の折り返しの縁までボード張りを行なうという手順で取り付けられていました。これでは、下面から換気扇を取り外すことは不可能です。

天井点検口から換気扇まで、約1.5m

天井点検口から、天井裏を覗く
換気扇の近くにある天井点検口から天井裏を覗いてみたところ、天井下地にガッシリと換気扇が取り付けられていて、やはり下から取り外すのは不可能であることを再確認しました。
天井裏に潜り込んで、天井裏内で換気扇を取り外すしか方法は有りません。
幸い、天井裏のフトコロがソコソコあるので、何とか換気扇まで辿り着いて作業は出来そうです。
機種をお客様に選んでいただき、後日商品到着後、交換作業となりました。

換気扇周囲を丁寧に養生する
実はこの食堂、直前にリフォームを終えたばかりで天井クロスも新しく張り替えられていましたので、作業で汚さないように周囲を養生してから作業を開始しました。

「逆八つ墓村」状態で天井裏へ
点検口を開けて、まずは足場となる杉厚板を天井下地の親(上側)部分に掛け渡します。脚立最上部に立った状態から腕の力で体を持ち上げ天井裏に入るのですが、手を置く位置と持ち上げたお尻を置く位置をどうするかでだいぶ迷った末に、何とか天井裏に潜り込むことが出来ました。

ようやく、換気扇まで辿り着き、作業開始

換気扇を固定している鉄骨下地の金物を取り外す
杉厚板の上を慎重に這うように進み、ようやく換気扇に到着です。換気扇をビスで固定している軽量鉄骨が他の軽量鉄骨と干渉していてビスを廻すことが出来ません。
仕方がないので作戦を変更し、軽量鉄骨を止めている金物(クリップ)を取り外すことにしました。奥側のクリップの取り外しは、乗り出した体を片手で支えながら、もう一方の手だけで作業をするという、かなり苦しい姿勢での作業でした。

クリップを取り外し後、換気扇を移動させてビスを取り外す

取り外した換気扇を慎重に下ろす

忘れ物が無いか確認して、天井裏から下りる
何とかクリップを全て取り外した後、換気扇を少しズラしビスを廻して補強下地を取り外します。その後、テープ巻きしていたアルミダクトを外して、換気扇本体を天井裏から搬出します。
その後、補強材・ビス類や工具類等の忘れ物が無いか十分にチェックして、天井裏での作業を終えました。

開口を調整後、四方の開口補強枠を取り付け
新しく設置する換気扇は、現在開いている開口寸法では入らないため、位置出しをしてボードを切断します。その後、開口周囲に補強を入れてようやく換気扇の取り付けです。

フレキシブルダクトに接続部材を取り付ける

接続部材を開口補強部にビス固定

配線を接続し、換気扇本体を天井面に固定

ルーバーを取り付けて作業完了
換気扇本体の取り付けは、特に問題無く作業終了です。試運転している最中にお客様が来られましたが、その音の静かさにビックリされていました。
またこの換気扇は、ワンタッチで羽根が外せて丸洗いできるので、ご自分でメンテナンス出来ることも昔の機種には無いメリットになります。
「古い換気扇がガラガラと音を立ててうるさい」という現象で困っている方がいらっしゃいましたら、是非、当店までお気軽にご相談下さい。
「家電オヤジ」
松屋電気商会(マツヤデンキ)
〒418-0066 富士宮市大宮町16-15
TEL:0544-26-3693 FAX:0544-26-4163
営業時間:AM9:00 ~ PM7:00 定休日:水曜日
お客様用駐車場:当店東側クリブン駐車場No.45
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早速、現地確認を行なったところ、四周に開口下地を廻した開口に、後から換気扇を下から取り付けるという今の手順では無く、天井下地を軽量鉄骨で組み、そこに換気扇を固定した後に換気扇の折り返しの縁までボード張りを行なうという手順で取り付けられていました。これでは、下面から換気扇を取り外すことは不可能です。


換気扇の近くにある天井点検口から天井裏を覗いてみたところ、天井下地にガッシリと換気扇が取り付けられていて、やはり下から取り外すのは不可能であることを再確認しました。
天井裏に潜り込んで、天井裏内で換気扇を取り外すしか方法は有りません。
幸い、天井裏のフトコロがソコソコあるので、何とか換気扇まで辿り着いて作業は出来そうです。
機種をお客様に選んでいただき、後日商品到着後、交換作業となりました。

実はこの食堂、直前にリフォームを終えたばかりで天井クロスも新しく張り替えられていましたので、作業で汚さないように周囲を養生してから作業を開始しました。

点検口を開けて、まずは足場となる杉厚板を天井下地の親(上側)部分に掛け渡します。脚立最上部に立った状態から腕の力で体を持ち上げ天井裏に入るのですが、手を置く位置と持ち上げたお尻を置く位置をどうするかでだいぶ迷った末に、何とか天井裏に潜り込むことが出来ました。


杉厚板の上を慎重に這うように進み、ようやく換気扇に到着です。換気扇をビスで固定している軽量鉄骨が他の軽量鉄骨と干渉していてビスを廻すことが出来ません。
仕方がないので作戦を変更し、軽量鉄骨を止めている金物(クリップ)を取り外すことにしました。奥側のクリップの取り外しは、乗り出した体を片手で支えながら、もう一方の手だけで作業をするという、かなり苦しい姿勢での作業でした。



何とかクリップを全て取り外した後、換気扇を少しズラしビスを廻して補強下地を取り外します。その後、テープ巻きしていたアルミダクトを外して、換気扇本体を天井裏から搬出します。
その後、補強材・ビス類や工具類等の忘れ物が無いか十分にチェックして、天井裏での作業を終えました。

新しく設置する換気扇は、現在開いている開口寸法では入らないため、位置出しをしてボードを切断します。その後、開口周囲に補強を入れてようやく換気扇の取り付けです。




換気扇本体の取り付けは、特に問題無く作業終了です。試運転している最中にお客様が来られましたが、その音の静かさにビックリされていました。
またこの換気扇は、ワンタッチで羽根が外せて丸洗いできるので、ご自分でメンテナンス出来ることも昔の機種には無いメリットになります。
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Posted by ゆで落花生 at 08:42│Comments(0)
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