2021年06月23日
住宅の新築工事に合わせて、7台のエアコンを設置
以前記事で紹介した、建設業者様からの依頼で、新築住宅にエアコン7台を新設した案件の続きとなります。
配管ダクトは、外部足場がある間に予め施工しておき、建築工事がほぼ完了したタイミングで、エアコン設置工事を行ないました。
今回は、2階に設置するエアコンが5台と多い(室外機は全て地面置き)こと、左出し配管での施工がほとんであることから、極力二連梯子を上り下りせずに済むような手順で設置作業を行ないました。
冷媒管、Fケーブル、ドレーン管をまとめてから二連梯子を上る
配管類の接続作業は全て室内側で行なうために、冷媒管(ペアコイル)・電源ケーブル・ドレーンホースをひとつにまとめて二連梯子を上ります。
頭部の配管カバーを外す
室内側の石膏ボード面に目印の穴を開ける
室内側で穴を開けたら、配管類を差し込んで二連梯子を下りる
頭部カバーを外し、石膏ボードに目印の穴を開け、室内側に居る相方が丸くボードを切断したら、配管類を差し込み、二連梯子を下りて室内側の作業に移ります。
室内側に差し込まれた配管類をバラす
プレートを外し、コンセントを小さいものに交換
コンセントが室内機の裏側に隠れる位置にあるため、プレートを取り外し、コンセントを小さいものに交換します。
貫通穴を基準に取付板を固定
同じ高さの2台の脚立の上に室内機を置いて作業
室内側で接続作業を行なう際、床面に置くとそれだけ配管類の差し込み長さが長くなるので、同じ高さの2台の脚立の上に室内機を置いて作業を行ないました。
表側から電源ケーブルを接続
ひっくり返して、排水ホースを左右で付け替え
左出し配管だと、排水ホースを左右で付け替える必要があります。水漏れが無いように、シッカリと差し込んでビスで固定します。
冷媒管をフレアー加工し、所定の位置で曲げておく
トルクレンチで室内機と配管を接続
コンセントにプラグとアース線を接続して、BOX内に押し込む
電通状態でプラグを接続すると、室内機が動き出してしまうので、分電盤側のブレーカーを必ず落としてから作業を行ないます。
室内機を慎重に吊り込む
室内機を吊り込んだら、屋外側の作業へ
普段の吊り込み作業ならば、配管類だけを気を付けるだけで済むのですが、今回は電源側も気を遣わなくてはならなかったため、思った以上に吊り込むのが大変でした。
再び二連梯子に上る
配管をまとめたら、周囲をガッチリとパテ埋めする
東部ダクトカバー周囲も丁寧にパテ処理を行なう
配管貫通部及び外壁との隙間をシッカリとパテ埋めを行ない、頭部カバーをかぶせます。頭部カバー周囲も丁寧にパテ処理を行ないます。頂部はパテを少し多めにして、シッカリと水勾配を取るようにします。
配管カバーをかぶせながら、下に降りていく
所定の高さまで砂利を盛って踏み固める
配管カバーを嵌め終えたら、室外機を設置する場所に所定の高さまで砂利を盛ってシッカリと踏み固めます。少し手間の掛かる作業ですが、建設会社とそこはキチンと打合せをしておかないと、中途半端に架台が埋まる、見栄えの悪い室外機になってしまいます。
室外機の水平を確認
室外機と配管を接続
配管接続後、真空ポンプで真空引き
真空引き中に、冷媒管の断熱保護と、電源ケーブル接続を行なう
水平に設置した室外機に配管を接続し、真空引きを行ないます。真空引きを行なっている間に、冷媒管の断熱材欠損部分の延長、電源ケーブルの接続、配管のテープ巻き作業を行ないます。
室内側は、その間に片付け・掃除を行ない、資機材を移動させ次のエアコン設置作業の準備を進めます。
左出し配管、コンセント右側で露出タイプ(200V)
左出し配管、コンセント左側で露出タイプ
同様の手順で、2日半で7台のエアコン設置工事を完了させました。初日が雨で午前中が丸々潰れてしまったので、3日間とも遅い時間まで作業することになってしまいましたが、無事、工期内で完了です。
片付けは、翌日になってから
エアコンの空き箱と工具で一杯になっている軽トラは、翌日、片付け作業となりました。
新築と同時でのエアコン設置は、台数があるために作業効率も上がるので、その分作業工賃を割り引くことが出来ますので、新築住宅にまとまった台数でのエアコン設置を考えている方がいらっしゃいましたら、是非、当店までお気軽にご相談ください。
「家電オヤジ」
松屋電気商会(マツヤデンキ)
〒418-0066 富士宮市大宮町16-15
TEL:0544-26-3693 FAX:0544-26-4163
営業時間:AM9:00 ~ PM7:00 定休日:水曜日
お客様用駐車場:当店東側クリブン駐車場No.45
※当店のキャッシュレス対応は、PayPay及び各種クレジットカードです
詳しい内容については、こちら
※Panasonic製LED電球5年保証についての当店の対応は、こちら
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今回は、2階に設置するエアコンが5台と多い(室外機は全て地面置き)こと、左出し配管での施工がほとんであることから、極力二連梯子を上り下りせずに済むような手順で設置作業を行ないました。
配管類の接続作業は全て室内側で行なうために、冷媒管(ペアコイル)・電源ケーブル・ドレーンホースをひとつにまとめて二連梯子を上ります。
頭部カバーを外し、石膏ボードに目印の穴を開け、室内側に居る相方が丸くボードを切断したら、配管類を差し込み、二連梯子を下りて室内側の作業に移ります。
コンセントが室内機の裏側に隠れる位置にあるため、プレートを取り外し、コンセントを小さいものに交換します。
室内側で接続作業を行なう際、床面に置くとそれだけ配管類の差し込み長さが長くなるので、同じ高さの2台の脚立の上に室内機を置いて作業を行ないました。
左出し配管だと、排水ホースを左右で付け替える必要があります。水漏れが無いように、シッカリと差し込んでビスで固定します。
電通状態でプラグを接続すると、室内機が動き出してしまうので、分電盤側のブレーカーを必ず落としてから作業を行ないます。
普段の吊り込み作業ならば、配管類だけを気を付けるだけで済むのですが、今回は電源側も気を遣わなくてはならなかったため、思った以上に吊り込むのが大変でした。
配管貫通部及び外壁との隙間をシッカリとパテ埋めを行ない、頭部カバーをかぶせます。頭部カバー周囲も丁寧にパテ処理を行ないます。頂部はパテを少し多めにして、シッカリと水勾配を取るようにします。
配管カバーを嵌め終えたら、室外機を設置する場所に所定の高さまで砂利を盛ってシッカリと踏み固めます。少し手間の掛かる作業ですが、建設会社とそこはキチンと打合せをしておかないと、中途半端に架台が埋まる、見栄えの悪い室外機になってしまいます。
水平に設置した室外機に配管を接続し、真空引きを行ないます。真空引きを行なっている間に、冷媒管の断熱材欠損部分の延長、電源ケーブルの接続、配管のテープ巻き作業を行ないます。
室内側は、その間に片付け・掃除を行ない、資機材を移動させ次のエアコン設置作業の準備を進めます。
同様の手順で、2日半で7台のエアコン設置工事を完了させました。初日が雨で午前中が丸々潰れてしまったので、3日間とも遅い時間まで作業することになってしまいましたが、無事、工期内で完了です。
エアコンの空き箱と工具で一杯になっている軽トラは、翌日、片付け作業となりました。
新築と同時でのエアコン設置は、台数があるために作業効率も上がるので、その分作業工賃を割り引くことが出来ますので、新築住宅にまとまった台数でのエアコン設置を考えている方がいらっしゃいましたら、是非、当店までお気軽にご相談ください。
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TEL:0544-26-3693 FAX:0544-26-4163
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Posted by ゆで落花生 at 11:43│Comments(0)
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