2021年08月30日
ドツボにハマったアンテナ不具合の原因は? ③問題解決編
久し振りにドツボにハマったアンテナ不具合修正作業。3回目の最終回は、テレビ側でのトラップというか、映らなかった原因を種明かししたいと思います。
アンテナから天井裏の分配器までは、不具合が無いことを確認
前回記事では、アンテナから天井裏に入る同軸ケーブルを交換後、分配器側で受信レベルを確認し、アンテナから分配器までは不具合が無いことを確認したものの、肝心のテレビは映らなかったことまでお伝えしました。
再度、全ての接栓加工をやり直して天井裏から下りる
この先、天井裏で出来る作業は、前日行なった接栓加工を再度行なうのみ。恐らく無駄な作業になってしまうとは思うけれども、再度天井裏に潜ることを考えると、やれることをやり切ってから下りるほうが得策です。
汗だくになって、接栓を全て再加工してから、天井裏から下りました。
新しい同軸ケーブルを軒天に固定
古い同軸ケーブルは壁際で切断
新旧2本の同軸ケーブルの始末を行なってから、2台のテレビのある1階へと下りました。
リビングとダイニングにあるテレビをそれぞれ確認したところ、リビングのテレビのBS放送しか映りません。ここで1つ目のトラップが発覚。
お客様は、DVDレコーダーを介してHDMI入力でテレビ放送をいつもご覧になっていて、テレビのチャンネル設定が引越し前の状態のままになっていたのです。これでは、地デジは映りません。
再スキャンを行なったところ、問題無く地デジが映りました
初期設定画面で地デジチャンネルの再スキャンを行ない、問題無く地デジが映りました。こちらはこれで解決かと思いきや、DVDレコーダーが古いせいでしょうか、DVDレコーダーを介してテレビ入力を行なうと、受信レベルがかなり低くなるのです。
配線をやり替えて、受信レベルも良好な数字に
結局、先に分配器で電波を分けて、それぞれテレビとDVDレコーダーに直接入力するように配線をやり替えて、良好な受信レベルとなりました。
もう一つのトラップは、2つあるテレビコンセント
差す位置を変えたら、問題無く映りました
ダイニングのテレビが映らない原因は、テレビコンセントでした。この住宅には1個所につき2つのテレビコンセントが設けられています。天井裏の配線を確認したところ、2つのテレビコンセントには、地上波とBSとをそれぞれ個別に送っていましたが、その後の配線工事で片方のテレビコンセントのみに地上波とBSとを混合して送るように変更されていました。
要は、2つあるテレビコンセントのうち、生きているのは片方のみで、もう片方には電波が全く来ていない、ダミーだということです。
恐らく、テレビが映らなくなったために、お客様の方でテレビコンセントの差し替えを試みたものの結局映らなかったので、そのまま電波が来ていない側のテレビコンセントに差しっ放しとなってしまったようです。
テレビコンセントを差し替えて、こちらも、問題無くテレビが映りました。
この2つのトラップのおかげで、余計な作業をしてしまいましたが、何とか無事解決することが出来ました。
同軸ケーブル自体の不具合は、当店でも過去に3件ほどしか無いレアな事象であります。この原因の一つに、30年ほど前の同軸ケーブルの中に含まれる粗悪品の存在があります。今回の住宅は、築30年ほどだとのことですから、この粗悪品が使われていた可能性が高そうです。
「家中のテレビが全部映らなくなって困っている」という方がいらっしゃいましたら、是非、当店までお気軽にご相談下さい。
「家電オヤジ」
松屋電気商会(マツヤデンキ)
〒418-0066 富士宮市大宮町16-15
TEL:0544-26-3693 FAX:0544-26-4163
営業時間:AM9:00 ~ PM7:00 定休日:水曜日
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この先、天井裏で出来る作業は、前日行なった接栓加工を再度行なうのみ。恐らく無駄な作業になってしまうとは思うけれども、再度天井裏に潜ることを考えると、やれることをやり切ってから下りるほうが得策です。
汗だくになって、接栓を全て再加工してから、天井裏から下りました。
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お客様は、DVDレコーダーを介してHDMI入力でテレビ放送をいつもご覧になっていて、テレビのチャンネル設定が引越し前の状態のままになっていたのです。これでは、地デジは映りません。
初期設定画面で地デジチャンネルの再スキャンを行ない、問題無く地デジが映りました。こちらはこれで解決かと思いきや、DVDレコーダーが古いせいでしょうか、DVDレコーダーを介してテレビ入力を行なうと、受信レベルがかなり低くなるのです。
結局、先に分配器で電波を分けて、それぞれテレビとDVDレコーダーに直接入力するように配線をやり替えて、良好な受信レベルとなりました。
ダイニングのテレビが映らない原因は、テレビコンセントでした。この住宅には1個所につき2つのテレビコンセントが設けられています。天井裏の配線を確認したところ、2つのテレビコンセントには、地上波とBSとをそれぞれ個別に送っていましたが、その後の配線工事で片方のテレビコンセントのみに地上波とBSとを混合して送るように変更されていました。
要は、2つあるテレビコンセントのうち、生きているのは片方のみで、もう片方には電波が全く来ていない、ダミーだということです。
恐らく、テレビが映らなくなったために、お客様の方でテレビコンセントの差し替えを試みたものの結局映らなかったので、そのまま電波が来ていない側のテレビコンセントに差しっ放しとなってしまったようです。
テレビコンセントを差し替えて、こちらも、問題無くテレビが映りました。
この2つのトラップのおかげで、余計な作業をしてしまいましたが、何とか無事解決することが出来ました。
同軸ケーブル自体の不具合は、当店でも過去に3件ほどしか無いレアな事象であります。この原因の一つに、30年ほど前の同軸ケーブルの中に含まれる粗悪品の存在があります。今回の住宅は、築30年ほどだとのことですから、この粗悪品が使われていた可能性が高そうです。
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Posted by ゆで落花生 at 14:24│Comments(0)
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