欧米でのサル痘流行、ビル・ゲイツの警告、とある報告書

先週末あたりから、「サル痘」なる感染症の患者が欧米で確認されるようになりました。(5月22日現在、スペイン・英国・ポルトガルを中心に97例)

サル痘とは、天然痘同様、発熱を伴ない全身に水痘状の発疹が出来る感染症で、天然痘と比べると感染力や重症化する度合いは低く、アフリカ以外での死亡者は今までに発生していないウィルス性の病気です。

重症化する度合いが低く海外で発生した感染症ですから、完全に無視しても良さそうなところでしたが、同時多発的に発生していること、天然痘に症状が似ていることから、真っ先にある方の名前を思い浮かべてしまいました。そう、ビル・ゲイツです。

ビル・ゲイツが「空港を狙った天然痘によるテロ攻撃に備えるべきだ」と、昨年11月に語っていたことを思い出したのです。

そこで調べてみると、天然痘ウイルス周辺がここ数年ザワついていました。

2019年9月に天然痘を保管しているロシアの研究施設が爆発したり、天然痘ウイルスを人工的に作ることに繋がる研究(馬痘ウイルスワクチンの開発)が発表されたり(2018年11月)、2021年11月にメルク社のワクチン研究所で、「天然痘」「ワクシニア(天然痘ワクチン)」というラベルが貼られた怪しげなガラスの小瓶が発見されたりしています。(後半2つの記事はこちら)

さらに調べて行くと、トンデモナイ報告書(PDF)を発見。(記事元ブログ)

2023年12月には32億人がサル痘に感染し2.71億人が死亡する計画
これは、NTI.org(Nuclear Threat Initiative organisation)がミュンヘンの安全保障会議と共同で、遺伝子操作等を行なったサル痘が世界ではどのように感染拡大を引き起こしていくのかをシミュレーションした報告書で、欧州にある仮想国ブリニア(人口2.5億人)が隣国のアルニカ(人口7千500万人)のテロリストによって作成さればら撒かれたサル痘が、世界中へとどのように拡散されていくかが報告されています。

このシミュレートでは、2022年5月15日にサル痘がばら撒かれ、6月5日にブリニア国内で1,421例の感染者と4名の死者がカウントされる。(MOVE1)

2023年1月10日には、ワクチン耐性が高くなったサル痘によって、83ヵ国で7千万人に感染し130万人が死亡する。(MOVE2)

同年3月10日には、4億8千万人に感染し2,700万人が死亡。この時点で隣国からのバイオテロ攻撃であることが判明する。(MOVE3)

同年12月1日、感染者は32億人、死者は2.71億人を数える。(MOVE4)

いやはやナントモ恐ろしいシミュレーション。ここまで詳細に書かれていると、これは果たして机上での計算を行なっただけの報告書なのか、それとも実際にバイオテロを行なうための計画書なのか。

そういえばコロナの時にも、感染が中国で始まる直前(2019年10月)の会議(EVENT201)で、中国で発生した感染症が世界中にどのように拡散していくのかシミュレーションした動画が公開されていました。(紹介記事はこちら)

報告書と感染症名(サル痘)・発生時期が一致すること、ビル・ゲイツの警告(予告？)、コロナでも同様のシミュレーションが存在したことを考えると、今回の「サル痘」はプランデミック(計画されたパンデミック)である可能性が非常に高いものと思われます。

そうでないことを願いつつ、暫くはサル痘の動き(感染状況)に注意を払っていきたいと思います。


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